paw(ポー)は、足。開花した状態(左画像)が、カンガルーの前足に似ているところから名づけられました。(キャッツポーという品種もあります。)
オーストラリア南西部に11種ほどの自生種があり、西オーストラリア州の州花になっています。
ビロードの様な質感の先端が割れて小さなお花が咲き、鳥を媒介にして受粉が行われます。
日本へは、昭和46年ごろにニュージーランド経由で渡来しました。
近縁種に、属の異なる「ブラックカンガルーポー」があり、形状はとても似ていますが、カンガルーポーが「アニゴザントス属」であるのに対し、こちらは、「マクロピディア属」に属します。
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